地域農業

余る脱脂粉乳をミルクジャムに 蒜山ジャージー乳の『ミルクのおすそわけ』が10月26日発売、コンソーシアム初の商品化

余る脱脂粉乳をミルクジャムに 蒜山ジャージー乳の『ミルクのおすそわけ』が10月26日発売、コンソーシアム初の商品化

株式会社丹後王国ブルワリー(本社:京都府京丹後市弥栄町、代表取締役社長 中川正樹)は、蒜山酪農農業協同組合と共同で『蒜山ジャージーミルクジャム ミルクのおすそわけ』を開発しました。原料には、蒜山ジャージー生乳由来の脱脂粉乳(スキムミルク)を使っています。同社が参画する「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」の取り組みから生まれた、初めての商品です。2026年10月26日(月)から、蒜山酪農農業協同組合が運営する「ひるぜんジャージーランド(岡山県真庭市)」で販売が始まります。

背景にあるのは脱脂粉乳の在庫増加

国内の酪農現場では近年、バターと脱脂粉乳の需給不均衡を背景に、脱脂粉乳の在庫が増えていることが課題になっています。蒜山酪農農業協同組合でも、バターなどの加工品の需要は堅調です。一方で、脱脂粉乳や低脂肪乳等の需要は伸び悩んでいます。蒜山地域のジャージー酪農を持続的に守るため、新たな用途の開発と需要の創出が求められています。

こうした課題を解決するため、丹後王国ブルワリーと蒜山酪農農業協同組合などの参画団体は、2025年12月に「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」を設立しました。参画団体と真庭市が連携し、脱脂粉乳の新たな活用方法の研究や商品開発、地域資源を活かした循環型モデルの創出に取り組んでいます。

コンソーシアムの体制と各団体の役割

コンソーシアムの設立日は2025年12月17日(水)です。参画団体は株式会社丹後王国ブルワリー、蒜山酪農農業協同組合、株式会社ABC Cooking Studio、東京理科大学で、事務局は岡山県真庭市が務めます。各団体の役割は次のとおりです。

  • 丹後王国ブルワリー:食品加工、商品開発、発信・流通支援
  • 蒜山酪農農業協同組合:原料乳・脱脂粉乳の提供、酪農現場の知見共有
  • ABC Cooking Studio:脱脂粉乳を活用したメニュー開発
  • 東京理科大学:脱脂粉乳の活用調査
  • 岡山県真庭市:地域内連携・調整

第1弾はジャージー乳のコクを活かしたミルクジャム

今回の商品は、コンソーシアムの取り組みの第1弾です。コンソーシアムで食品加工と商品開発を担う丹後王国ブルワリーが、蒜山酪農農業協同組合と連携して共同開発しました。

ジャージー乳ならではのコクや甘みを活かすため、脱脂粉乳に生クリーム、三温糖、水飴を合わせています。ミルクの風味とやさしい甘さを楽しめる味わいに仕上げました。トーストに塗るほか、焼き菓子などに合わせて楽しめます。

商品概要と今後の展開

  • 商品名:蒜山ジャージーミルクジャム ミルクのおすそわけ
  • 販売開始:2026年10月26日(月)
  • 原材料:脱脂粉乳(国内製造)、生クリーム、三温糖、水飴
  • 内容量:80g
  • 賞味期限:6か月
  • 価格:918円(税込)
  • 販売場所:ひるぜんジャージーランド(岡山県真庭市蒜山中福田956-222)
  • お問合せ:丹後王国ブルワリー Tel 0772-65-4193

販売場所については、今後の拡大も検討されています。丹後王国ブルワリーは引き続きコンソーシアムで連携し、脱脂粉乳の新たな有効活用と需要創出を進めることで、蒜山地域のジャージー酪農の持続可能性に貢献していくとしています。

出典:株式会社パソナグループ

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